ブッシュ米大統領、中米専制指導者にクギ

2005年11月08日 06時48分
【大紀元日本11月8日】ブラジルを訪問したブッシュ米大統領は6日、ブラジリアの「ブルーツリー・パークホテル」で、中南米における自由貿易協定の促進と民主主義の堅持について演説した。

 演説の中でブッシュ米大統領は将来の構想に二つの競合するものがあるとし、「一つは人民の意見を代表する政府を形成し国際社会に溶け込もうとするもの。もう一つは、民主化を後退させる恐怖政治である」と述べ、暗にキューバのカストロ首相とベネズエラのチャベス大統領を批判した。 

  さらに同大統領は、「ブラジルは中南米の中で民主化と社会正義を促進する役割を持っている。私はルーラ大統領とともに貿易障害を取り除く努力をしていく」と述べた。

 演説に先立って若い大学教授からアルゼンチンでのサミット反対デモについて聞かれると、「彼らは言論と表現の自由を行使しただけで、それが民主主義というもの。私は異議を唱える者がいることは承知していたし、アルゼンチンで起きているようなことは米国でも起こっている。それは肯定すべきもの」と答えた。

 同大統領に対し、ブラジルでも小規模ながら反対デモがあったがアルゼンチンほどではなかった。ブッシュ大統領は、ブラジルからパナマを訪問し中南米三カ国歴訪を終える予定。 

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