印刷版   

山西・新疆・湖北で新たに発生した鳥インフルエンザ=ニワトリから血液サンプルを採取する衛生職員、上海で(Getty Images)

中国:山西省、新疆、湖北省、鳥インフルエンザ新たに発生

【大紀元日本11月20日】中国農業部は17日と18日、新疆の和田市とウルムチ市、湖北省孝感市と山西省孝義市で新たに鳥インフルエンザが発生したことを発表した。国際保健機構(WHO)は、時期の変化につれ、中国での鳥インフルエンザ感染者はさらに増え、死亡者も一層多くなる恐れがあるとの見解を示した。

 新疆ウイグル自治区や山西省で、鳥インフルエンザ発生

 中国農業部は17日、湖北省孝感市と新疆ウイグル自治区和田市で高病原性鳥インフルエンザの感染例が発生したと発表した。両地ではそれぞれ5日と10日にニワトリの大量死が発見された。 いずれのケースも16日、国家鳥インフルエンザ参考実験室によってH5N1型高病原性鳥インフルエンザであることが確認された。

 更に農業部は18日、山西省の孝義市と新疆ウイグル自治区・ウルムチ市でもH5N1型高病原性鳥インフルエンザの感染が発生したと発表。山西省・孝義市の感染地は高陽鎮の鶏養殖場で、10日に8103羽に上る鶏の大量死が発見された。ウルムチでは12日に天山区で8羽のニワトリが死亡した。両感染例もすでに国家鳥インフルエンザ参考実験室によってH5N1型高病原性鳥インフルエンザであることが確認された。

 北京や深セン市などで医学検査を開始

 北京市衛生局局長・金大鵬氏は18日、体温が38度を超える人や、感染した鳥と接触した疑いのある人、1週間以内にインフルエンザ症状があった人など特定の人を対象に医学検査すると明言した。病院による検査期間は7日間だという。

 空港や地方を繋ぐ駅では体温測定を行うなど、感染地域からの乗客に対する監視体制を強化している。特に出稼ぎ労働者や、観光客などの流動人口に対するチェックを強化し、また、小中学校では毎朝専門家による検査体制を導入したという。

 深セン(土に川)市では緊急防疫制度を採用し、出入りする人に健康申告カードの記入を要求、体温測定が義務付けられた。

(05/11/20 06:30)



■関連文章
  • 中国、鳥インフルエンザ感染死者数の内部資料、ネットでリーク(写真)(05/11/17)
  • WHOが中国湖南省に入り、当局はヒトへの感染を初めて承認(05/11/16)
  • 新疆:鳥インフルエンザ感染の疑いで、家禽20万匹を処分(写真)(05/11/15)
  • 遼寧省:偽ワクチン使用80%、鳥インフルエンザ制御不能(写真)(05/11/14)
  • 遼寧省に新たな感染、百人余りが隔離、温家宝は情況厳しいとコメント(写真)(05/11/13)
  • 中国湖北省等各地、鳥インフルエンザの感染が続出(05/11/12)
  • ベトナム:新型鳥インフルエンザ(H3N0)で死者1人(写真)(05/11/12)
  • 遼寧省:鳥インフルエンザの蔓延、偽ワクチン使用の疑い(05/11/12)
  • 鳥インフルエンザ発生地で、病死した鳥を食べた猫大量死(05/11/12)
  • 鳥インフルエンザ会議、10億米ドルの拡大防止計画(写真)(05/11/11)
  • 遼寧省鳥インフルエンザ感染地更に拡大、中国農業部部長が予防困難と指摘(写真)(05/11/10)
  • 湖南省:ブタに鳥インフルエンザ感染、変異の危険性高まる(写真)(05/11/10)
  • ベトナム:鳥インフルエンザ感染、42人目の死者(写真)(05/11/09)
  • 鳥インフルエンザ専門家:世界的流行を懸念、アジアの対応策不備などを指摘(写真)(05/11/08)
  • 中国衛生部:女児死因で、鳥インフルエンザである可能性を排除せず(写真)(05/11/07)