漢字の紐解きシリーズ

漢字の紐解き「縁」

中国のことわざに、「があれば千里離れても会うが、縁がなければその場にいても口をきくこともない」というものがあります。

 「縁」とは何でしょうか?

 中国の神話では、縁結びの神が縁のある二人の足首に赤い紐を結んでおくことで、二人がつながると信じられています。この紐のお陰で、どんなに離れていても二人は互いをみつけるというのです。

 中国語では「縁」も「原」も同じ「ユアン」と発音されるため、この二つの文字には関連性があることが分かります。漢字の構成をみると、偏はつながりを示す「糸」、つくりは 「原」の変形です。つながりには前世から影響する原因があるということです。人々の出逢いには理由があるのですね。

 神韻に遭遇されたのも、何かのご縁でしょうか。

神韻芸術団フェイスブックより)