イランで軍の輸送機が墜落、128人以上が死亡

2005年12月07日 12時55分
 【大紀元日本12月7日】6日午後(日本時間同夜)、イランの首都テヘラン南西部で、イラン軍部のC130輸送機がエンジン故障のため、濃い霧の中でアパートに墜落し、少なくとも128人が死亡した模様。

 当局政府メディアの報道によると、輸送機に乗っていた94人の乗員乗客が全員死亡、激突した10階建てアパートの最上階住民34人が亡くなり、およそ90人が負傷、ほとんどは爆発後の火災で死亡したという。

 ファルス通信によると、イラン東南部で行う軍事演習を取材するために搭乗者のうち68人が同国メディアの記者などの報道陣で、残りは乗員ら軍関係者だった。AFP通信は、軍部の指揮官も同乗していると報じた。

 事故の一部始終を目撃したイラン空軍の幹部によると、輸送機は1970年代の親米政権期に米国から購入したもので、米国の経済制裁によってスペア部品の入手も困難なため、機体はかなり老朽化し、メンテナンスは行届いていないと指摘、それに加え輸送機にはガソリンを満タンにしていたため、墜落直後に激しい爆発を起こしたと説明した。

 イラン国営テレビは、輸送機がテヘランの空港から飛び立った直後に、エンジントラブルが発生し、空港へ折り返す時に墜落したと報じ、事故時は濃い霧のため、視界が非常に悪かったという。
事故現場(Getty Images)







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