金総書記、中国南部の訪問を終え、北京へ

2006/01/17 01:00
北朝鮮の金正日総書記は、中国南部の経済都市の極秘訪問を終え、16日に北京へ出発したという。

BBCの報道によれば、金総書記は先週末に広州で目撃されたが、中共当局はそれに対してコメントしていない。日本のメディアが深セン市で、金総書記に似た人物が保安隊の護衛下に高級ホテルを出入りしたところをカメラに収めた。また、15日、金総書記と見られる人物が、20車両の特別列車に乗車するところを目撃したとの報道もあった。

金総書記はこの後専用列車で北京で胡錦濤主席と会談すると見られている。しかし、韓国通信社では、金総書記はすでに14日に胡主席との会談を終え、同じ広東省内にある経済特区の珠海市へ向かっていると報道した。一方、中国国営新華社通信は、胡主席は14日に福建省を視察していたと報じ、金総書記との会談を否定した。

海外メディアの報道によると、中国の江沢民前国家総書記は12日に、金総書記と上海から広東へ同行したという。金総書記の今回の訪問は、中国が改革開放後の経済成長を自ら確かめたいと見られている。

一方、「国境なき記者団」は先週末に、中共当局が金総書記の訪中情報を統制したことに対して抗議した。「国境なき記者団」は、「情報の透明度がないばかりか、中共当局はまるで計画的にウソをついている」との声明を発表した。
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