台湾弁護士、ハンスト・リレー支援を法曹界などに呼びかけ

2006年02月11日 16時48分
 【大紀元日本2月11日】元台湾人権促進会会長・魏千峰弁護士は9日、台湾の法曹界、法学界、社会運動家らに、人権弁護士・高智晟氏が始めたハンスト・リレーの行動に関心を持つよう呼びかけた。正義を広めるのが弁護士の天職であることを強調。しかし、中国の人権弁護士は中国共産党当局の度重なる迫害に遭遇しており、「自身の身の安全すら保護することができない状況で、他人の権利を守ることを主張するのは並大抵のことではない」と指摘した。

 中国のハンスト・リレーは、中国の有名な人権弁護士・高智晟が呼びかけた。中国各地での人権擁護人士たちは2月4日午前6時から、中共政権による中国公民への暴力的な迫害に抗議するため、全国的にハンスト・リレーを始め、現在、国際メディアが関心を寄せている。

 魏弁護士は「台湾も人権迫害の戒厳令の時期を経験した」と言う。しかし、民主と法治の発展に従い、今日、弁護士が労働運動、農民運動、宗教、人権のために努力してきたことは、社会から認められている。だが、中国大陸は毎年、人権派及び、刑事案件担当の弁護士が百人以上も拘禁、免許の停止などに直面している。「これは台湾では想像しにくいものだ」と示した。特に、高智晟弁護士は法輪功の人権問題を代弁したために、中共当局から極めて大きな圧力を受けている。魏弁護士は「これには多大な勇気が必要で、台湾各界がこれら人権弁護士を応援すべきだと思っている。人権は普遍的な価値をもっており、地域、国境の隔たりはないからだ」と指摘した。

 さらに「台湾政府にせよ、中共当局にせよ、どのような政府であろうとも、弁護士は永遠の民間人である」と述べ、「社会的弱者が不公正な処遇を受けているのを目にしたならば、弁護士が立ち上がりそれに対応するのは絶対な真理である。特に、権力を濫用し、人権を侵害している強権政府に対しては、弁護士は永遠の監督者であり民間人として人権を擁護していく」と主張した。この後、同弁護士は、台湾弁護士同業組合会の席上、中国の人権派弁護士への応援を提案した。

 
(記者・呉セン渓)


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