中国の臓器売買と人体標本の疑惑を語る一体の人体標本

2006年03月21日 08時28分


 黒龍江省ハルピン市第三火力発電所に勤務する技術者・任鵬武氏(男、享年33歳)は、法輪功の冤罪を訴えるビラを配布したとして、呼蘭区の第2看守所に監禁された。5日後の21日、公安当局は家族に任鵬武氏が死亡したと通告した。遺体の損傷が激しいため、家族は写真撮影しようとしたが、警官に禁止された。その後家族の同意を得ずに、死者ののどから下半身までの臓器は全部摘出され、強制的に火葬した。

 カク潤娟氏(女、享年28歳)は、広州の柯子嶺の住民だった。 2002年2月25日広州白雲区の警官に違法逮捕され、22日後に旦那さんには同氏が死亡したと通知された。遺体と対面したときに、あまり損傷が激しいため、家族は本人であると確認できなかった。その後、2歳の息子の血液を検査した結果、遺体はカク潤娟であることが確認された。内情を知る人の証言によると、カク潤娟は生前様々の酷刑を受け、さらに黄色い薬物のようなものが大量に鼻から管で強制注入され、激しい嘔吐を繰り返したという。死後警察は家族の了解がないままで、遺体を解剖し、内臓の一部を取り出した。状況から判断すると、薬物の実験台にされた可能性が高い。

 楊麗栄氏(女、享年34歳)は、河北省保定の定州市住民だった。法輪功の修煉を放棄しないため、毎日警官が自宅に現れ、一家を脅迫・騒乱し続け、さらに高額の罰金が徴収され、本人は3回も洗脳センターに収監された。2002年2月8日夜警官は楊家を違法家宅捜索した。次の日の早朝、夫は楊麗栄氏の首を絞め、殺した。当時10歳の息子さんは一部始終を全部目撃した。夫の自首の通報を受け現場に駆けつけた法医学者は、その場で遺体を解剖し多くの臓器を摘出し持ち去った。目撃者の証言によると、臓器から熱気が立ち上り、血は当たりの地面を赤く染めたという。

 左志剛氏(男、享年33歳)は、駐中国フィリップ社子会社に勤務する電気製品の修理技師で、河北省石家荘市中山路の瑞光コンピュータ会社に在職していた。2001年5月30日、左氏が結婚する前日に、警官に違法逮捕され、一夜で死亡した。公安当局は首吊り自殺と説明しているが、左氏は身長172センチで、自殺場所とされている刑務所の扉は160センチの高さだった。遺体には激しい損傷があり、背中の腰あたりには2つの正方形の大きな穴が開き、臓器が取り出された模様。遺族は納得しないため、いまだに遺体は火葬されていない。

 楊瑞玉氏(女、享年47歳)は、福州市台江区の房産局に在職していた。2001年7月楊氏は仕事場で違法逮捕され、三日後死亡した。遺族と同僚らは遺体に接近することが禁止され、福州市公安局のパトカーに乗せられ、火葬場に運ばれ、火葬された。関係者は死者の腰の後部には拳の大きさの穴が開いていると目撃した。

 孫瑞健氏(男、享年29歳)は、武漢体育学院を卒業した後、福州市で就職した。2000年11月直訴するために北京に出向かい、公安当局に逮捕された。12月1日家族は同氏が走行中の列車から飛び降りる際に死亡したと告げられた。最初には、当局は遺体との対面を禁止したが、最後に遺体と会わせたときに、腹部や胸部はすでに解剖されていた。体には拷問を受けた傷跡が鮮明に残っている。

 王行塁氏(男、享年35歳)は、山東省臨沂市の燐酸肥料・工場に勤務していた。2001年8月21日、法輪功の冤罪を訴えるスローガンを書いたため、公安当局に逮捕され、16日後に死亡した。死後三日後に、陽谷県公安局は家族に知らせた。内情を知る人は、王氏は酷刑拷問で死亡し、解剖された後、県医院に搬送されたと漏らした。県医院のある医者もこの情報の信憑性を証明し、臓器が取り出された可能性を示唆した。一方、陽谷県公安局などは「明慧ネット」記者の電話取材を拒否した。

 広州市白雲区戒毒所(麻薬常用者を更生される施設)に収監されていた人が提供した情報によると、同収容所内では、法輪功学習者も多く監禁されている、警官は常に麻薬者に法輪功学習者を暴行するよう命じ、所内の医者はその都度に腹部や、腰、目を殴らないように強調した。「腰を絶対に殴るな、腎臓には大事の用があるからだ」という。一緒に監禁していた東北地区に在住する法輪功の中、青年男性は、ある日連れ出されたが、二度と戻らなかった、地方の法輪功学習者は逮捕され、殺されても、家族が知らないため調べる術もないという。

 

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