気は優しくて力持ち!金太郎伝説

2006/04/23 14:53
 【大紀元日本4月23日】健やかでたくましい成長を願い、幼い男の子に送られる五月人形。人形のモデルはあの有名な金太郎です。しかし、話の内容に関しては、他の御伽噺と比べて一般的に認知度が低いようです(フジテレビ系列のテレビ番組「トリビアの泉」の調査によると、正確に認知している人の割合は約1.4%)。

 箱根町足柄山に伝わる「金太郎伝説」によると、金太郎は平安中期に実在した坂田金時(さかたのきんとき)の幼名で、金太郎のモデルとされています。金太郎は、幼いときから野山を駆け回り、熊と相撲を取ったりして遊ぶ、非常に元気な子供でした。成長した金太郎は、豪傑で器量がよいだけでなく、働き者で、地元でも評判の青年でした。

 ある日、金太郎は足柄山を通りかかった当時の有名な武将、源頼光の目に止まり、家来にならないかと言われました。金太郎は人のために働きたいと常日頃考えていたので、非常に喜び、早速家来にしてもらいました。上京後、頼光の家来になった金太郎は、一生懸命に剣術を習い、次々と手柄を立てたことから、頼光の家来の中の四天王の一人と称されるまでになったそうです。

 このお話の教訓は、世の男性の出世のコツは、金太郎のような「逞しくて、優しい子」になることだということでしょうか。出世、強健、武勇…親たちは幼い男の子にその願いを込めて、金太郎になぞらえたお人形や、鎧、兜を飾りました。その昔、男性としての生き様が、体力を使って、お家、お上、国を守ることだった時代の名残とも言えます。

 翻って、現代男性の出世に必要とされていることは、なんでしょうか。IT、英会話、人脈作り…体力よりも「頭脳」ですね。子供たちは、将来出世できるようにと、幼いころから塾に通い、体力を養う暇もありません。これでは、ストレスが溜まるはず。なぜなら、男の子の「本質」に反する生活をしているのですから。世の男性方、たまには「金太郎」のように、「気は優しくて力持ち」の原点に戻ってみては?きっと、ストレスから解放されることでしょう。

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