大陸の民衆、清明節に故・趙紫陽氏の霊前を弔問

2006年04月10日 10時02分
 【大紀元日本4月10日】清明節は、祖先の墓参りをし、草むしりなどして墓を掃除し、故人を追悼する日である。清明節の5日、北京に来ている陳情者10数名以上が続々と故趙紫陽氏の旧居を訪問、その霊位を弔った。またこの日は、陳情者100人程度が八宝山に行き、墓参りをする高級官僚の車列に訴えかけた。
故趙紫陽氏旧居の中庭(大紀元)


故趙紫陽氏旧居の中庭(大紀元)



 清明節の数日前、最高法院信訪所付近の壁面や電柱に、「冤罪で苦しむ民衆よ!5日には故趙紫陽氏の旧居を訪れ、軟禁され殺害された人民の良き首相を弔おう」とのチラシが貼られた。文の最後には「人民は人民の首相を愛し、人民の首相は人民を愛した。人民10数億人には糧が必要、糧を求めるなら故趙紫陽氏(の霊位)を弔え」と記された。

 
最高法院付近の電柱に貼られた、故趙紫陽氏の弔問を呼びかけるチラシ(大紀元)

5日朝8時頃、十数名の陳情者が趙紫陽旧居前を歩いていたところ、警察に阻止された。その後、趙家の門が開き、故趙紫陽氏の子息が弔問客を歓迎、午前9時から10時頃にかけ、前後して弔問客10数人が訪れた。

 
趙紫陽の霊堂(大紀元)

故趙紫陽氏の娘・王雁南氏と子息たちが、弔問に訪れた民衆を歓迎、王氏は弔問に来た民衆と一緒に霊前で写真撮影を行った。

 陳情者たちは、趙家の狭い中庭を訪れ、一国の首相が6・4天安門事件に反対したという理由で自己批判を迫られ失脚し、亡くなるまでの17年間、監禁されてきたことを知り、中国共産党の無情さ、冷酷さ、そして残忍さを再認識した。

 また、北京に集まる陳情者たちは毎日北京各所で市警当局の妨害に遭っているという。陳情に来て長期間になる年老いた陳情者は、毎日100人以上が国連の人権組織に訴えに行くが、その殆どが不法に逮捕されていると語った。今も陳情者多数が人権組織に上申しているという。

(記者・趙子法)


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