国連が発表、2006年忘れてはいけない10大ニュース

2006/05/19 13:40
 【大紀元日本5月19日】国連は5月15日、「2006年度忘れてはいけない10大ニュース」を発表した。スマトラ沖の震災、リベリアの内乱、コンゴ共和国の人権状況、世界難民問題およびソマリア共和国の政治不安定などが挙げられた。

 AP通信社によると、2004年より国連は年度ごとに、報道されないが極めて重要な、忘れてはいけない10大ニュースを選出し発表している。

 今年の10大ニュースの中で、特にリベリアの状況が関心を寄せるに値することを示した。同国は何年も続く内戦により、国家の活力を失った。新しく就任したリベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ大統領は、国家を軌道に乗せるのに重大な挑戦となった。

 また、ネパールも無視できない状況であると示された。同国は、共産党毛沢東主義派の反政府活動が活発する中で、潜在的な被害者は同国の児童であることを強調した。子供たちは衝突の中で無視され虐待され、ひいてはさらわれるのだ。

 スマトラ沖の地震発生から半年が経ち、インドおよびパキスタンの被災地では10数万人が落ち着く場所がないまま、または、非常に悪い環境下で生活をしている。同地区における今後の復興は極めて困難であるとみられる。

 国連は政治庇護を求める難民に関心を寄せるように呼びかけている。「迫害を逃れるために外国へ避難した難民および生計のために外国へ移民する人たちの境界線がますます不透明になったため、難民を保護する必要性がさらに重要となったと表明している。

 2006年忘れてはいけない10大ニュースは次の通り。重要度の順不同。

 1.リベリア。多年にわたる内戦の後、新たに直面する復興は同国における当面のもっとも重要な問題である。

 2.路頭に迷う移民。各国における不法移民に対する措置を施す際、避難を求める者は幾多の困難に直面する。

 3.コンゴ民主共和国。同国が歴史的な選挙に勇敢に立ち向かうと同時に、人道主義問題に関して、国際社会よりの関心が必要である。

 4.ネパールの潜在的災難。児童は反政府派武装勢力と当局が衝突した際にさらわされる。

 5.ソマリア。安全のない地帯および旱魃に見舞われる国土。

 6.未解決難民問題。数百万人の難民が投獄された。解決の見込みはない。

 7.スマトラ沖の震災。震災時に人命を救出し、損失を抑制したとはいえ、復興の問題が深刻。

 8.不法監禁。児童が不法に扱われている事実に関する問題で、人に知られていない事件である。

 9.水戦争から和平の橋の構築へ。資源の共有について平和の可能性を探る。

10.コートジボワール共和国。続く内戦から脱出しようと、平和の道を歩み続ける。

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