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【草花】セッコク

 【大紀元日本5月29日】セッコクという名は、漢方薬の「石斛(せっこく)」からきており、古くより「少名彦野楠根(すくなひこのくすね)」などと呼ばれ、薬草として用いられていました。

 登山をされる方は覚えがあると思いますが、山深い森林で、どこからともなく、甘い香りで鼻をくすぐられた経験をおもちではないでしようか?

 野生ランの一種で、竹ランとも呼ばれています。

 今のこの時期(5~6月)に花が咲き、辺り一面、それはそれは甘い香りに包まれ、幸せな気持ちになります。着生ランなので、地面に直接生える事はなく、岩壁かうっそうたる森林の樹上で生息します。根はほとんど露出していて、この根の部分から水分、養分を吸収するので、霧が多く発生する場所に多く見られます。

 これから登山される方は、チョット気をつけて、甘い香りが漂ってきたら、足を止めて頭上の木々に目をやり、ぜひセッコクを捜して見ては如何でしようか?

 山を登る時、ほとんど足元を見ながら歩くので、上を見上げる事はありませんが、一休みされた時、周囲に目をやり、ひっそりと咲いている山野草をぜひご鑑賞下さい。一服の
清涼剤となりましよう。

 
(文・写真=白土加代子)


 (06/05/29 02:17)  





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