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中国東方航空機遅延に抗議、百人以上が搭乗拒否

 【大紀元日本5月5日】去る4月29日、中国深セン発、上海浦東行きの中国東方航空MU5334便の機体が予定搭乗時刻より二時間以上も遅れて空港に到着。この遅延に関して航空会社から一切の説明や、陳謝がないことに反発した乗客が搭乗拒否。同便は搭乗を拒否した百人以上の客を空港に残して飛び立った。残った乗客は空港のロビーで一夜を明かし、翌日自己負担で別の航空券を購入し、目的地の上海に向かった。

 中国紙「深セン晩報」の報道は、乗客の話を引用し、「4月29日夜9時50分のフライトだが、飛行機が深セン空港に現れたのは夜12時だった。しかも中国東方航空の関係者は、一切の説明と陳謝をせずに、待ちくたびれた乗客に対し、搭乗するよう要求するだけ」という。

 長い時間待たされた乗客らは、中国東方航空の態度を受け入れず搭乗拒否。1時間以上の説得の後、2百人以上の乗客のうち、約半数が搭乗。搭乗拒否し続ける百人以上を残して飛行機は飛び立った。

 乗客の一人、郭さんによると、早朝1時ごろ、彼女を含めこれまで搭乗を拒否していた十数人の乗客が主張を撤回、搭乗しようとしたが、すでにドアを閉めたとの理由で搭乗を拒否された。関係者は「機長が怒っているため、飛行機の扉を開ける事はできない」と言ったという。

 搭乗拒否した乗客は、結局空港ロビーで一夜を明かした。その間航空会社はまったく無関心だったという。翌日の30日、乗客らは別の飛行機に搭乗し、深セン市を離れた。

 深セン空港の中国東方航空責任者・史森林氏は、「フライトが遅れたのは事実だが、搭乗拒否を続ける乗客を待ち続ける訳にはいかないため、飛行機は飛び立った」と説明、この問題については関連の管理部門による明確な規定がないため、会社側は具体的な状況に応じ、決定する権限があると主張した。

 乗客の1人は、「初めは、飛行機が大幅に遅れたことについて航空会社の説明を求めたかっただけ。しかし中国東方航空は説明や陳謝がない上、態度は非常に横柄で、とても理不尽な出来事だった」と語った。

 (06/05/05 02:30)