サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会、決勝トーナメント1回戦のエクアドル戦で決勝ゴールを決めたイングランド代表主将のデビッド・ベッカムが、チームのベスト8進出を喜んだ。
試合前、脱水症による体調不良の中で強行出場し、勝利に貢献したベッカムは、「嬉しい。自分たちの仕事が出来た。まだ見苦しいプレーもみせるし、自分達のポテンシャルを完全に引き出したプレーは出来ていないが、今夜の試合には満足している」と、コメント。ベッカムは、0―0で迎えた後半15分にゴールから35メートルの位置でのFKから直接ゴールを決め、イングランド選手として初のW杯3大会でゴールを決めた選手となった。
イングランド代表のエリクソン監督は試合後、「彼(ベッカム)はセットプレーでは世界一の選手かもしれない」と、絶賛した。
イングランドは7月1日、準々決勝でポルトガルと対戦する。
[ロイター25日=シュツットガルト(ドイツ)]
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