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次期首相選挙、対中国関係が争点になるか

 【大紀元日本6月8日】日本の小泉首相は本年9月で任期満了。次期首相のポストをめぐって、論戦がすでに始まっている。現時点においての争点は日本の対外政策、特に対中国関係に絞りつつある。

 中共政権や、韓国との関係が冷え込み、歴史問題や、領土問題、小泉首相の靖国参拝などが議論を呼んでいる。民意調査の結果からみると、今回の総裁選は外交姿勢、特に対中外交が争点になりそうだ。51歳の若さで、日本の首相は靖国神社に参拝すべきと主張する現内閣の官房長官・安倍晋三氏は、北朝鮮と中共政権に対する強硬姿勢で国民から多大な支持を得ている。69歳で前内閣の官房長官・福田康夫氏は、小泉首相の靖国参拝を強く批判し、東アジア諸国との関係を重視する姿勢を保っている。

 現時点で、両氏ともに9月の自民党総裁選に出馬すると表明していないが、
民意調査の結果、優勢を保っている安倍晋三氏=写真は2005年10月撮影(TORU YAMANAKA/AFP/Getty Images)
民意調査の結果、安倍晋三氏は優勢を保っている。

 小泉首相は自らの靖国参拝について、戦争で亡くなった人を哀悼し、平和を祈るためと説明したことがある。一方、日本軍に侵略されていたアジア国家は、靖国神社は日本軍国主義の象徴だと主張している。

 安倍晋三氏は講演や遊説の場で、中共や韓国との関係問題を避けつつ、インドや、豪州などの日本と同じ価値観を保持している国家との外交関係の重要性を強調している。

 最近、安倍晋三氏は日本経済新聞の取材で、日本は中国とのビジネス関係を継続すべきと表明すると同時に、中共政権はアジアの不安定要素であると指摘した。安倍氏は、双方は自由や人権問題での基本価値が完全に異なり、もし中国には法律規則があるかと聞かれたら、答えはノーであると述べた。

 一方、福田康夫氏は最近の講演で、日本は対アジア諸国政策を修正すべきと発言、アジア政策は(父親の)福田赳夫元首相が制定したと言及、日本は近隣諸国と本音を語れる会談に回帰し、東アジア共同体を確立すべきと表明した。

 自民党党員と国民の多くは、安倍晋三氏は小泉スタイルの政治魅力を有していると認識し、有権者の支持を獲得しやすく、自民党を導いて選挙での勝利を収められるとみている。福田康夫氏は年齢の関係もあり、先代政治家のイメージが強い。

 安倍晋三氏は地方の自民党支部でも比較的に高い支持を得ているようだ。

 朝日新聞の民意調査によると、安倍晋三氏は次期首相選挙の最有力候補であるという。5月下旬の民意調査では、安倍晋三氏への支持は41%で、福田康夫氏への支持は29%に留まった。電話調査で1813人の有権者から有効回答を得られたという。

 自民党内では「福田康夫氏は反小泉と安倍晋三の先頭勢力になりつつ」との声が浮上し、多くの自民党議員もそのように認識しているようだ。

 自民党支持者の中で、55%が安倍晋三氏を支持し、26%が福田康夫氏を支持しているという。現時点で両氏ともに出馬表明をしていない、安倍氏のメディアでの露出度が高くなっている。

 

 
(記者・田清)


 

(06/06/08 09:43)



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