[ジャカルタ 29日 ロイター] – シャナハン米国防長官代行は29日、米国と中国の通商摩擦について、両国間の軍事対話とは切り離して扱うべきとの考えを示した。
アジア歴訪中のシャナハン氏はジャカルタに向かう途上で記者団に対し、「貿易は別のトラックを走っており、われわれはそれを解決することになるだろう。あまりに重要なことであり、解決しないというわけにはいかない」と指摘。その上で「それら(通商摩擦)が防衛を巡るわれわれの対話と協議に波及すると私は考えていない」と付け加えた。
シンガポールで重要演説を行う予定のシャナハン氏は、週内に中国側のカウンターパートと会談する。
シャナハン氏は、中国の魏鳳和国防相との会談の目標は、合意できないであろう分野について率直かつ正直になりつつ、協力できる分野を見いだすことだと説明した。
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