北朝鮮によるミサイル発射への懸念が広がる中で、米国は地上発射型迎撃ミサイルを稼動させた。ある国防当局者が匿名を条件に明らかにした。
当局者は、国防総省が同システムを試験稼動状態から実戦稼動状態に切り替えたとするワシントン・タイムズ紙の報道内容を確認。「準備を整えるに越したことはない」と述べた。
一方、国防総省のラフ報道官は、米国が北朝鮮のミサイル迎撃を試みるのかと質問されたのに対し、直接的な回答を差し控えた。報道官は「ミサイル防衛システムは限定的。警戒態勢や特別性能については話さない」と述べた。
[ロイター20日=ワシントン]
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