三洋電機<6764.T>は6日、au向け携帯電話端末で不良が明らかになったソフトウェアを改修すると発表した。今期業績(連結・単独)への影響は10億円程度を見込む。
三洋が販売するau向け携帯電話「W32SA」の50万6800台が対象(6月1日現在の稼働台数)。電池への充電を制御するソフトウェアの不良により、使用時間が短くなったり、電池パックが膨らんだりする場合があるという。
ソフトウェアの更新は、同社が顧客宛にメールで知らせる専用ホームページを利用するか、auショップを利用する。既に劣化が進んだ電池パックは無償交換する。
[ロイター6日=東京]
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