米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は12日、中国が人民元相場をより柔軟で市場原理に基づく制度に委ねるなら、中国と世界の経済はより良い状態になる、と述べた。
学生を対象とした講演の質疑応答で述べた。
同議長は、中国の人民元政策について質問されると、より柔軟な為替相場制度は中国により独立した金融政策をもたらすと指摘。「より柔軟で市場原理に基づいた為替制度への移行で、中国自身がより良い状態になる」と述べた。
また「中国は巨大な経済で、今後ますます独立した金融政策が必要になるだろう。為替制度が固定されていたら、政策の裁量範囲は大幅に制約される」と述べた。
さらに同議長は、中国経済は成長を過度に輸出に依存しており、為替の柔軟化は経済をより国内消費寄りにバランスをとることに役立つ、との考えを示した。
中国は、米国の貯蓄率向上や他国の内需拡大、より柔軟な中国・東アジアの為替相場などの要因とともに、国際貿易の不均衡是正に努める義務がある、という。
[ロイター12日=ワシントン]
(06/06/13 10:44)
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