「中央アジア+日本」外相会合、中露けん制への関係強化

2006年06月06日 08時04分
 【大紀元日本6月6日】麻生外相は5日東京で、中央アジアのカザフ、キルギス、タジク、ウズベク四カ国の外相と、「日本と中央アジアの外相会談」の第2回外相会合を行い、この地域の国々とは初めてとなる行動計画に署名した。中央アジア諸国との関係を強化し、中共政権とロシアがこれらの国家に急接近する動きをけん制するためとみられる。

 今回の外相会合で、双方は協力や交流などの問題について意見交換し、テロや、麻薬対策、エネルギー分野での地域協力や日本の支援策について論議を交わし、日本が協力する行動計画に署名し、外相級対話を定期的に行う内容が盛り込まれ、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについて、中央アジア各国が支持する意向も確認された。

 カザフの外務次長や、アフガニスタンの外相も会合にゲスト招待され、中立外交を保持するトルクメンは参加しなかった。

 中央アジア地域は石油や天然ガスなどのエネルギー資源が豊富で、エネルギー不足に悩まされている中国も、ロシアや、同地域の4カ国と「上海協力機構」をつくり、関係強化に取り込んでいる。去年では同機構が米軍の中央アジアからの撤退を要求するなど、中ロ両国が中央アジアでの影響力を強化する動きが活発になり、その情勢をけん制するため、日本は中央アジア諸国との関係強化に乗り出しているとみられる。

 会談終了後の記者会見で麻生外相は、日本は中央アジア各国との関係を重視することを強調、今後も積極的に協力すると述べ、双方は共同の認識を持ち、お互いを重視することが確認されたと語った。 

「日本と中央アジアの外相会談」は日本政府の提案で、平成16年8月にカザフで第1回目の会合を開催した。今回は第2回目の会合。

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