印刷版   

米国当局、子宮頸癌の予防ワクチンを初認可

 【大紀元日本6月10日】米国当局はこのほど、初の子宮頸癌予防ワクチンを認可した。子宮頸癌により、毎年少なくとも29万人の女性が死亡しているという。「ガーダジル(Gardasil)」と呼ばれるこの新薬は、メルク製薬が開発、9歳から26歳の女性を対象に投与される。BBCが伝えた。

 米食料医薬品安全管理局(FDA)のアンドリュー・フォン・エイシェンバッハ主任によると、これにより女性の健康疾病管理は大幅に改善されるという。予防治療には期間6ヶ月、経費360米ドルがかかる。しかしながら、在米の保守的団体は、認可が性的な乱れにつながるとして反対している。

 今回の新薬は、世界中の女性21000人を対象に6ヶ月の臨床実験を経て認可された。FDA当局によると、実験の結果「ガーダジル」は、子宮頸癌につながるヒト・パピローマウイルス(HPV)の予防にほぼ100%有効であったという。新薬は、HPVの他4種のウィルスに有効で、6ヶ月間に注射により三回投与する。

 米国厚生省(USHHS)のアレックス・アザー氏によると、稀に見る画期的成果で女性は子宮頸癌で苦しむことはもうなくなるという。HPVウィルスは、子宮頸癌症例70%の原因とされており、乳がんに次いで女性に多く発症する。子宮頸癌による死亡は多くは発展途上国で見られ、先進国のような早期発見が難しいのが現状。

 (06/06/10 16:39)  





■関連文章
  • 中共当局、「文革40周年」に認可統制(06/05/10)
  • アジアの民主化を阻む中国(05/09/20)
  • 陳水扁総統:民主国家の協力で世界民主化推進団体を提唱(05/09/19)