フォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)、ダイムラークライスラーの米クライスラー・グループの米自動車大手3社は28日、再生可能燃料利用の乗用車・トラックの年間生産台数を2010年までに現在の2倍以上に増やして200万台とする計画を明らかにした。
この発表は、米国の石油輸入依存を減らすことを目的に、米自動車会社の最高経営責任者(CEO)らと議会との間で先月開かれた会合を受けたもの。
同会合では、トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>など海外競合相手との競争に関する政府の支援策についても検討された。
議会は、代替燃料および代替燃料の輸送インフラの開発を促す新たな政府支援策の検討について前向きだが、そのためには自動車燃料のシフトに関して自動車会社のより真剣な関与が求められるとしている。
(ロイター6月28日=ワシントン)
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