深圳:鳥インフルエンザ人感染が確認、香港当局、家禽の輸入を禁止

2006年06月16日 21時26分
 【大紀元日本6月16日】深圳(シンセン)市当局は15日、男性トラック運転手(31)がH5N1型高病原性鳥インフルエンザに感染確認したことを発表し、同患者は現在危篤状態に陥っているという。同感染例は、中国国内における人がH5N1型鳥インフルエンザに感染した19件目症例となった。香港当局は16日、向こう3週間における中国内陸より生きている家禽類の輸入禁止を発表した。しかし、冷凍および冷凍生鮮家禽肉は同禁止令に含まれていない。

 深圳市疾病予防制御センターの副主任・張順祥氏によると、同患者の検体におけるH5N1型ウイルスの再度行われた検査ですべてが陽性を呈した結果は、6月11日にすでに分かっていたとし、同検体は北京へ送付したという。

 同患者は6月3日に発病し、発熱、肺炎等の症状があったとい
香港14日、鳥の胸肉を購買する主婦(AFP)

う。同患者が地元の家禽市場へ何度も出入りしていたことは調査で分かった。現在、深圳東湖区病院で隔離治療を受けており、言葉を発することができなくなったため、感染過程ははっきりと分かっていない。また、同患者が通っていた診療所も一時営業停止し、患者家族および診療所の職員らも検査を受けた。いまのところ、全員は異常がなく隔離する必要もないという。

 また、広東省の疾病予防制御センターでも同患者のノドおよび気管からの検体を検査し、両者ともにH5亜型鳥インフルエンザ・ウイルス核酸が陽性を呈したという。同センターは15日、再検査の結果に従って、鳥インフルエンザ感染を確認し、香港衛生署へ通報したという。

 家禽の輸入禁止に対して、香港の家禽卸業者らは、地元の家禽農場のみでは3週間の市場需要に対する供給は不足になると見ており、業界における関連業者は暫時的に営業中止に追い込まされる可能性が高いとし、さらに300社の家禽関連企業の閉鎖を引き起こす可能性があると懸念している。

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