■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/06/html/d20642.html



6月22日、中国銀行業監督管理委員会の劉明康・委員長は、人民元改革で中国の銀行のリスクが増大しているとの認識を示した。写真は17日、人民元紙幣を数える銀行職員(2006年 ロイター/Sean Yong)

人民元改革や資本規制で中国の銀行のリスクが増大=銀監会委員長

 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の劉明康・委員長は、22日に同委員会のウェブサイト上に掲載された経済誌向けの記事の中で、同国の銀行は人民元為替レートの改革や資本規制によって一段と大きなリスクに直面しているとの認識を示した。

 同委員長はまた、金利自由化の動きについても、同国の金融セクターにとって非常に深刻なリスクを意味していると述べた。

 同委員長は2005年7月に人民元が2.1%切り上げられて以降、対ドルで心理的な節目となる1ドル=8.0元を割り込んだことに言及し、当局が外国為替の改革を推進していく中で、元の水準決定に当たっては市場の果たす役割が大きくなるだろうと述べた。

 その上で、こうした動きは「中国の銀行が直面する為替リスクを一段と高め」、同国の銀行がリスク管理能力を向上させることが極めて重要になると指摘した。

(ロイター6月22日=北京)