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7月3日、6月の米国内自動車販売台数、ビッグスリーが減少しトヨタが急増。写真はデンバーにあるGMの販売店。昨年4月撮影(2006年 ロイター/Rick Wilking)

6月の米国内自動車販売台数、ビッグスリーが減少しトヨタが急増

 3日に発表された6月の米国内自動車(乗用車・小型トラック)販売台数は、米ゼネラル・モーターズ(GM)の26%減を筆頭に、ビッグスリー全てが減少した。一方でトヨタ自動車<7203.T>は大幅増加となった。

 ガソリン価格の上昇、トラックやスポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)の販売低迷、昨年の夏と比べて大規模な販売インセンティブがなかったため、低調な米自動車市場で特に米メーカーの販売が打撃を与えた。

 GMの取締役会は、仏ルノー、日産自動車<7201.T>との3社提携を検討するよう圧力を受けている。

 フォード・モーターは7%減、ダイムラークライスラーは15.5%減。2006年モデルの在庫一掃が必要な夏シーズンの始まりに、各メーカーが苦戦している状況が浮き彫りになった。

 トヨタは対照的に14%増加。軟調な米自動車市場で、燃費の良さからシェアを伸ばしている。2006年1―6月では、トヨタの販売台数は10%増となった。モデルチェンジしたカムリセダンやサブコンパクトカーの新型ヤリスが寄与した。

 トヨタ米国販売のレンツ執行副社長は「年内はこの販売ペースが維持できるとみている」と述べた。ヤリスの売れ行きは予想を上回っており、日本からの輸入量を増やすという。現在ヤリスの在庫は現在9日分、ハイブリッド車のプリウスは4日分と薄い状況になっている。

 フォードは、主力SUVのエクスプローラーが36%減、より大型のエクスペディションが46%減となった。フォードの販売アナリスト、ジョージ・パイパス氏は「ガソリン価格の上昇がこれらの製品の需要を後退させたことは間違いない」と語った。

 業界幹部によれば、GMとクライスラーは7月に新たな値引きを予定しており、消費者が買い控えた兆候も見られた。

 日産は今年に入ってから米市場で苦戦しており、6月の販売台数は19%減となった。テネシー州ナッシュビル近郊への本部移転をめぐる混乱や減産、アルティマとセントラのリコールなどが響いた。

 ホンダ<7267.T>は横ばい。燃費の良いフィットとシビックが好調だったが、トラックや高級車アキュラの販売が減少した。

(ロイター7月3日=デトロイト)

 (06/07/04 08:52)  





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