バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は、エネルギー関連のデリバティブ(金融派生商品)に対する追加的な規制が必要ないという認識を示した。
議長はクラポ上院議員(共和党アイダホ州選出)が7月19日の議会証言の際に提出した質問に対して書簡で回答。「エネルギーのエリバティブに追加的な規制は妥当ではない」とし、ヘッジファンドが使うレバレッジを抑制するには市場の規律自体で十分であるという見方を示した。ヘッジファンド業界に規制が設けられる可能性がある点については、あらためて懸念を表明した。
書簡は7月24日に届き、クラポ議員の事務所が写しを公開した。
(ロイター7月27日=ワシントン)
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