独り暮らしをしている人の心臓病リスクは、パートナーと一緒に生活している人の約2倍であることが分かった。デンマークで行われた調査の結果が、13日発行の医学雑誌に掲載された。
調査はデンマークのオルフスで、30─69歳の13万8000人を対象に実施された。
調査を行った大学病院のキルステン・ニールセン医師は、独り暮らしの人が心臓病になる確率が高い原因は不明だと説明。そのうえで、喫煙や肥満、高コレステロール値、かかりつけの医者にかかる回数が少ない、家族の支援を受けにくいなど、独り暮らしと関連ある要因が今回の結果につながった可能性があるとしている。
[ロイター13日=ロンドン]
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