三菱総研と楽天調査:携帯電話と音楽プレーヤーの統合、4割が望む

2006年07月07日 01時50分
 三菱総合研究所(東京都千代田区)と楽天リサーチ(東京都港区)が実施した携帯電話の利用意向調査によると、回答者の4割が携帯電話とデジタル音楽プレーヤーの統合を望んでいることがわかった。番号ポータビリティを今秋に控えた携帯電話事業者にとっては、端末の音楽再生機能をいかに充実させるかが一つのポイントになりそうだ。

 回答者2400人のうち、iPodやウォークマンなどのデジタル音楽プレーヤーと携帯電話の統合端末を利用したいと答えた人の割合は39%だった。男女とも若年層ほど利用意向が高く、とくに10代の女性(200人)では6割以上が「ぜひ利用したい」「利用したい」と回答した。すでにデジタル音楽プレーヤーを所有している人(713人)でも、6割近くが統合端末を利用したいと回答した。

 ただし現状は携帯電話で音楽を聞くユーザーは少なく、「ここ3カ月以内に携帯電話で音楽を聞いた」との回答者は全体の9.2%に当たる221人だった。調査は「音楽利用端末の市場がいちだんと拡大する可能性が示唆される」と結論づけている。

 今年秋に導入される番号ポータビリティ対策の柱の一つとして、携帯電話事業者は音楽再生機能付き端末の充実を急いでいる。KDDI<9433.T>は6月にウォークマンブランドの端末を発売。ソフトバンク<9984.T>も「iPod携帯」を開発中と一部で報道されたことがある。NTTドコモ<9437.T>は現在の第3世代携帯電話より高速のサービスを今年夏に開始し、音楽のダウンロード需要の高まりに対応する。
[東京 6日 ロイター]

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