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7月9日、韓国の統一外交安保政策室長(左)は、安保理の北朝鮮制裁決議案について、同国はまだ支持する体勢にないと述べた(2006年 ロイター/Lee Jae-Won)

韓国、まだ北朝鮮制裁決議案を支持する態勢にない=政府高官

 韓国青瓦台(大統領府)の宋旻淳(ソン・ミンスン)統一外交安保政策室長は9日、ロイターの取材に応じ、北朝鮮のミサイル発射問題について、国連安全保障理事会が北朝鮮制裁決議案を採択しても、北朝鮮のミサイル計画の抑制や地域の安全保障向上にはつながらない、との見解を示した。

 北朝鮮のミサイル発射を受け、日本が中心となって、北朝鮮制裁決議案を国連安全保障理事会に正式に提出したが、拒否権を持つ常任理事国の中国とロシアが強く反対している。

 宋氏は、ロイターとのインタビューで「こうした制裁が有効だという明確な根拠や理由付けが必要だ」と述べた。

 米、英、仏が共同提案する形で安保理に提出された修正制裁決議案は、北朝鮮からミサイルや関連技術・物資などを調達することや、北朝鮮にミサイル開発などの金銭的資源になり得るものを送ることを禁じている。

 宋氏は、北朝鮮制裁決議案について「現段階で、われわれは決議案に盛り込まれた制裁がミサイル拡散防止や地域の安定を脅かす要因を阻止するのに有効だという明確な根拠や理由付けを持っていない」と発言。

 韓国としては、有効だと考えれば制裁も検討し得るが、緊張緩和に向けた外交を推し進める姿勢を示した。

 宋氏は「今回のミサイル発射は容認できない」と述べ「まず第一に、米国や韓国を含む地域のすべての国が外交手段を用いることで合意している」と指摘した。


[ロイター9日=ソウル]

 (06/07/10 11:06)  





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