中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、国内大手銀行に対して、融資ペースの抑制に関する詳細な指導を行った。指導内容は10日付の中国証券報に掲載された。ただ、中国工商銀行(ICBC)[ICBC.UL]と中国銀行<601988.SS><3988.HK>は例外とし、融資抑制の対象には含めなかった。
今回の指導は、経済の過熱を防ぐため貸し出しの伸びを抑制しようとする当局の取り組みの一環。銀監会はICBCと中国銀行に対して、現行の融資ペースを落とさなくてもよいが、加速はしないように警告した。他の銀行は3つのグループに分け、緊急性の度合いに応じて融資の伸びを抑えるよう求めた。
一番厳しい指示があったのは、中国農業銀行[ABC.UL]、広東発展銀行、深セン発展銀行、光大銀行の4銀行。中国証券報によると、次が民生銀行<600016.SS>を含む5行のグループで、中国建設銀行<0939.HK>は他の3行とともに指導がより緩やかなグループに含まれている。
同紙は銀監会が2006年の融資伸び率について、15%以下に抑制することを望んでいると報じた。
中国人民銀行(中央銀行)は年初に今年1年の新規融資の目標を2兆5000億元に設定した。05年末時点の融資残高から試算すると、これは12.8%の増加を意味する。しかし、今年上期の銀行による新規融資額は2兆1800億元で、通年の目標の87%に相当し、中銀の目標達成は厳しい状況だ。
(ロイター8月10日=北京)
(06/08/10 15:26)
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