[東京 6日 ロイター] – 菅義偉官房長官は6日の閣議後会見で、中国・韓国からの入国者の2週間待機を要請する措置をこのタイミングで決めたについて、状況が時々刻々と変化する中で諸外国の状況や様々な知見も踏まえて、政府が総合的に検討した結果だと説明した。この措置の対象には日本人も含むとした。
水際対策として今後どの国・地域を対象としていくかについても、同様に感染者数や状況の変化に応じて政府が判断していくとした。
菅長官は、東日本大震災追悼式の中止を閣議決定したことを明らかにした。規模縮小などによる開催も検討してきたが、新型ウイルスへの対応にあらゆる手段を尽くすべき時だとの判断に至ったと説明した。当日は官邸で黙とうをささげ、安倍首相が追悼の言葉を述べる予定。
(中川泉 編集:内田慎一)
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