米国では、まだ幼いわが子の普段着に自分よりも値の張るカシミヤやシルクなどの高級衣料品やアクセサリーを買い与える親たちにより、高級子供服市場が活況になっている。
米オハイオ州クリーブランドの実業家ビクトリア・コリガンさん(37)は、多忙で、量販店で安くていい服を探している時間がないため、良質な服を扱っている高級店に行くと語る。より多忙で年齢層が高く裕福な親が増えていくにつれ、衣料服メーカーは次々と幼児用高級服市場に参入している。
ウォルト・ディズニーは、人気キャラクターを配した高級ベビー服の販売開始に向け、衣料品メーカーと手を組み、他の子供服メーカーも高級服のラインを拡大している。
米ボストン・コンサルティング・グループの副社長は、過去10年に年間10%ペースで成長する高級ベビー服市場規模を450億ドル(約5兆2330億円)と概算。米国人口調査データを分析した結果、過去30年間で家族の構成人数が3.6人から3.2人へと減少する一方、世帯収入は50%増(インフレ調整後)となっている、という。
また国立健康統計センターによると、40歳以上で初めて出産する母親の数が1997年までの10年間で3倍になったとしている。
[ロイター8月13日=ニューヨーク]
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