18日付の中国証券報は、中国は貿易黒字を縮小するため人民元の対ドル変動幅を拡大すべきだ、との論説を掲載した。同紙は、このところ人民元相場の変動が大きくなっていることは、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の変動幅を拡大する可能性があることを示すものだ、と指摘した。
人民元は17日の取引で0.25%上昇し、人民元が切り上げられて以来、1日の上昇率としては最大を記録した。終値は1ドル=7.9686元。
同紙は匿名のエコノミストの話を引用し、切り上げ後の人民元の対ドルでの上昇率は1.7%にとどまっており、中国の貿易収支にはほとんど影響を及ぼしていないと指摘。「このことは、対ドルでの人民元の柔軟性が依然として不十分であることを示している。この状況が続けば、貿易黒字はさらに拡大することになる」と述べた。そのうえで「人民元の変動幅拡大は喫緊の課題になっている」としている。
[ロイター8月18日=北京]
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