米女児殺害事件:容疑者の訴追見送り、捜査は振り出しに

2006年08月31日 09時07分
 【大紀元日本8月31日】1996年、米コロラド州でジョンベネ・ラムジーちゃん(当時6歳)が殺害され全米を驚愕させた。この事件の殺人容疑者として逮捕された元教諭ジョン・マーク・カー氏(41)のDNAが、ジョンベネちゃんの遺体から検出されたものと一致しなかったため、検察側は同容疑者を訴追しないことを明らかにし、同件の捜査は振り出しに戻った。

 カー容疑者は8月16日にタイのバンコクで逮捕された後、各種の美少女コンテストで賞を取っていたジョンベネちゃんに対して、性的暴行を加えた後、不慮の事故で死なせたと供述した。しかし、同事件の捜査に協力したことのある国際刑事鑑定権威の李昌_yu_博士は、カー氏が供述の中で、女児を睡眠薬で眠らせてから性的暴行を加えたと述べたことに対し、当時実験室で行った毒薬分析の結果、女児の体内からは薬物の反応がなかったことから、カー容疑者は「偽犯人」であると主張していた。

 李博士は、同容疑者について、脅迫状に書かれた国際テロ分子、性的犯罪者、被害者を熟知する親族または友人、付近の浮浪者と幾つかの可能性を上げた。しかし、現場に十分な証拠がなかったため、決定することはできなかった。李博士はさらに、カー容疑者が自ら犯人と名乗った動機について、①米国へ帰る資金がない②精神病③知名度を獲得するためと分析した。

 自由時報の報道によると、カー容疑者はここ数年間に英語教師として、ヨーロッパ、中央アメリカ、アジアなどの国々を回ったという。同容疑者は、この3年間に2度も台湾を訪れ、最長1ヶ月間滞在したという。

 米検察側の調査によると、カー容疑者は児童を好み、1984年、同容疑者が19歳のときに、13歳の少女と結婚したが、翌年、少女が婚姻の無効を訴えたという。また、1989年、同容疑者は16歳の少女と結婚したが、のち、少女が強制的に結婚させられたと訴え、離婚を求めたという。

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