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商船三井のインド洋原油流出、日本企業で過去最大規模の可能性

 商船三井<9104.T>は15日、同社のシンガポール船籍の原油タンカー「ブライト アルテミス」(14万6463トン)が14日の午後3時頃(日本時間)、インド洋で遭難船と接触し、最大で約4500トンの原油が流出した恐れがあると発表した。日本企業が関係するタンカーの原油流出事故では過去最大規模の可能性があるという。負傷者は出ていない。

 タンカーは14日午後3時ごろ、公海上で火災を起こした貨物船を救助しようとして接触。船尾部が損傷し、2つのタンクから積荷の原油約25万トンの一部が流出した。流出量は最大で約4500トンに達する。同社広報室は「日本企業が関係するタンカーの原油流出事故では過去最大の可能性がある」と述べた。

 同社によると、現在は原油の流出は止まり、タンカーは速度を調整しながら東方へ航行している。火災を起した貨物船は、他船に救助されたという。

 タンカーはオマーンとサウジアラビアの港で原油を積載し、日本に向けて航行中だった。

 [ロイター8月15日=東京]

 (06/08/15 15:13)