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8月7日、米俳優パトリック・スウェイジ、反ユダヤ発言で窮地の友メル・ギブソンを擁護。1月撮影(2006年 ロイター/Mario Anzuoni)

パトリック・スウェイジ、窮地の友メル・ギブソンを擁護

 米俳優パトリック・スウェイジさんは7日、友人の俳優メル・ギブソンさんがユダヤ人を非難する発言を行ったとして問題視されていることについて、騒ぎ過ぎだと弁護した。

 ギブソンさんは、先月飲酒運転で逮捕された際に、身柄を拘束した担当官に対し「全ての戦争責任はユダヤ人にある」などと発言したと各所で報じられ、ハリウッドでは、複数の映画制作関係者が批判の声を上げたほか、今後一緒に仕事をしないと宣言する俳優まで出ていた。

 スウェイジさんは、英テレビGMTVとのインタビューで、長い友人関係にあるギブソンさんについて「彼は反ユダヤ主義者じゃない。誰だって酔ったら愚かなことをを口走ったりする。断酒していたり、長いこと飲酒を制限されていたらなおさらだ」と述べ、普通なら愚かなことをしても許されるが、常に人生をのぞき見されているような立場ではそれが難しいと語った。

 今回の発言でギブソンさんのキャリアが危機に瀕すると思うかという問いには「冗談じゃない。あれだけの才能を持った人間をそんな風に悪くいうもんじゃない」などと反論した。

 これに先立ち、米女優ジョディー・フォスターさんもギブソンさんを擁護。4日付のロサンゼルス・タイムズ紙は、アルコール依存症に苦しんでいたことは確かだが、決して反ユダヤ主義者ではないとのフォスターさんのコメントを掲載していた。

 一方のギブソンさんは、既に同発言について謝罪し、アルコール依存症のリハビリプログラムを開始している。

 [ロイター8月7日=ロンドン]

 (06/08/08 16:19)  





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