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英BP、プルドー湾油田の操業で10月末までの全面再開めざす

 英国際石油資本(メジャー)BPの米アラスカ州プルドー湾油田の操業停止問題をめぐる公聴会が7日、米下院エネルギー・商業委員会で開かれた。BP側は、現在東半分の操業を停止しているプルドー湾油田の操業が、10月末までに全面再開できるとの見通しを示した。ただ、現地の元メンテナンス責任者は、パイプライン腐食に関する証言を拒否した。

 議員からは、BPのメンテナンス体制の不備を指摘する声が相次いだ。

 下院エネルギー・商業委員会のジョー・バートン委員長は「わが国で最も重要な石油パイプラインのうちの2本の検査を何年間も怠ってきたことは、とうてい受け入れられない」と批判した。

 プルドー湾のパイプライン腐食管理の元責任者は、自分が訴追されるおそれのある証言をしないことを認めた合衆国憲法修正第5条に基づき証言を拒否した。

 その後、BP幹部は議員らに、この元責任者が、法律事務所の報告書で、幹部らがメンテナンス体制の問題を口外しないよう油田従業員らに口止めしていたことが明らかになったことを受けて2005年初めに同業務を離れたと述べた。

 パイプライン腐食が発覚し、政府の支持で検査のために操業を停止しているプルドー湾油田の東半分は、米国内供給の8%に相当していた。

 BPアラスカのスティーブ・マーシャル社長は、問題のあるパイプラインを使わずに石油を輸送する計画が米当局から承認されれば、10月末までにフル稼働に戻ることができると述べた。

[ワシントン 7日 ロイター]

 (06/09/08 08:25)  





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