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外貨準備の増大、新興国経済のリスクとなる可能性=BIS報告

 国際決済銀行(BIS)は10日、中央銀行の介入によって拡大した外貨準備は、新興国経済にとってのリスクとなる可能性がある、との報告を発表した。

 新興国の中央銀行は、自国通貨の上昇抑制のために市場介入を実施。年間2500億ドル、国内総生産(GDP)合計の3.5%という過去最高のペースで拡大している。

 同報告は「外貨準備の長期にわたる大幅拡大の資金調達は、中銀や銀行システム、民間部門のバランスシートに影響する」と指摘。

 また「介入の高いコスト、持続不能な信用と資産価格の上昇、そして非効率な金融システムも潜在的問題となる」としている。

[バーゼル 10日 ロイター]

 (06/09/11 11:49)  





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