国連のアナン事務総長は3日、イランのアハマディネジャド大統領と会談を行った。
会談後の記者会見でアナン事務総長は「(イラン)核問題について大統領は、危機打開に向けた交渉へのイランの準備や決意を私にあらためて明言した」と述べ、イラン側が交渉による解決を期待しているとの見方を示した。
ただ、事務総長は大統領が「交渉より前に(ウラン濃縮の)停止は受け入れない」と述べたことも明らかにした。
アナン事務総長とアハマディネジャド大統領は、イスラエル軍とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとの停戦についても協議。
事務総長は「安保理決議第1701号に対するイランの支援についても大統領はあらためて確認し、レバノンの領土保全にあらゆる手を打つべきとの見解で一致した」と述べた。
国連のファウジ報道官はこれより先、ロイターに対し、イランのモッタキ外相がレバノン停戦を定めた安保理決議第1701号に「全面協力」を約束したと明らかにしていた。
中東歴訪中のアナン事務総長は2日にテヘラン入りし、モッタキ外相や、核問題の交渉責任者であるラリジャニ最高安全保障委員会事務局長とも相次いで会談を行っていた。
(ロイター3日=テヘラン)
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