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中国共産党委員会の上海市トップ、汚職事件で免職=新華社

 上海市の社会保険基金をめぐる汚職事件で、中国共産党委員会の陳良宇書記が免職処分となった。新華社が25日、報じた。2002年の胡錦濤国家主席の中央委員会総書記就任以来、党指導部では最も職位の高い人物の免職となる。

 新華社が共産党政治局の24日の決定として報じたところでは、陳書記は上海市の社会保険基金をめぐる不正に関与した。同基金をめぐってはこれまでにも2人の市当局者が免職されている。

 陳書記は、政治局員からも除名されたという。

 発表は「陳良宇党員は、労働社会保障局による社会保障基金の悪用に関与してきた」とした上で、同氏が企業や親類に不正に資金をあてがい、「深刻な法律違反」にかかわったスタッフを擁護したと指摘した。

 書記代理は暫定的に上海市人民政府の韓正市長が務めるという。

[上海 25日 ロイター]

 (06/09/25 16:25)  





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