中国の温家宝首相はロイターなど外国メディアとのインタビューで、人民元柔軟化に向けての改革を推進し、通貨価値の決定を市場に委ねるとしながらも、切り上げの可能性は排除した。
首相は「人民元為替相場を設定するメカニズムの改革を今後も深めていく。このことは人民元変動が主に需給によって決められ、変動幅が漸進的に拡大することを意味する」と述べた。
中国は2005年7月21日、人民元相場を対ドルで2.1%切り上げると同時に、人民元の対ドルでの事実上の固定相場制を廃止し、一定範囲内での人民元変動を認める方針を打ち出した。温首相は、この新たな枠組み下で人民元は変動しており、当局が単発で切り上げを実施する必要はないと指摘。「人民元変動相場に『サプライズになる』調整はもうない」と話した。
首相は3月にも、通貨市場では人民元についてのサプライズは生じないという趣旨の発言をしていた。
(ロイター5日=北京)
(06/09/06 08:13)
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