[北京 25日 ロイター] – 中国の通関統計によると、8月の米国からの大豆輸入量は、前年同月比6倍となった。貿易摩擦が改善傾向にあった時の購入分の通関手続きが完了したことが背景。
関税総局の発表によると、8月の米国からの輸入量は168万トンで、前年の26万5377トンから急増。前月の91万1888トンから84%増加した。
米国産大豆の輸入は、中国政府が昨年7月に大豆を含む米からの輸入品に25%の追加関税を適用したことを受け、2018年下半期に激減した。
ただ、休戦となった12月に中国国有企業は米国産油糧種子約1400万トンの買い付けを再開した。
その後は貿易摩擦の激化とともに購入が減少。来月の米中通商協議を控え、今月は2件の大型買い付けがあった。
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