中国を訪問中のポールソン米財務長官は21日、中国に対し金融セクターを対外開放するよう促した。
北京の清華大学で講演したポールソン長官は、金融セクターの開放が「長期的な経済的成功に絶対必要」であることが世界の例で示されている、と主張。
「自国の金融セクターを開放して国際競争にさらすことが、どの国にもできる最も重要な事のひとつだ」と述べ、それがより効率的な投資や増加する中国の貯蓄のリターン拡大につながる、と指摘した。
米中両国は20日、米中間の長期的な課題に取り組み、二国間の関係を拡大するため、経済について協議する新たな枠組みを創設すると発表した。米政府高官は、今回の合意が人民元の問題など、目先の懸案事項に対する姿勢が弱まることを意味するものではないと強調した。
ポールソン長官は20日の会見で、中国の金融セクター改革は海外投資家の協力により一段と速まり、中国経済は商品の付加価値を一段と高められると確信していると語った。さらに中国政府は景気を引き締める上で行政的ではなく市場ベースの手法で行う必要があると述べていた。
[北京 21日 ロイター]
(06/09/21 16:13)
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