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東京株式市場・大引け=閑散商いのなか小反落、米雇用統計待ち

2006/09/01

 日経平均 日経平均先物9月限 

 終値 16134.25(-6.51) 終値 16120(-40)

 寄り付き 16072.81 寄り付き 16050

 高値/安値 16029.56─16158.48 高値/安値 16030─16170

 出来高(万株) 149605 出来高(単位) 58633

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 東京株式市場は、小反落。日経平均は、前日に急伸した後を受けて、利益確定売りに押され弱含みに推移した。ただ下値では押し目買い意欲が強く、底堅い展開となり、1万6100円台を維持して小幅安で引けた。米国市場で1日に雇用統計発表や3連休を控えており、全般的に見送りムードが強く、低調商いだった。

 東証1部の騰落数は、値上がり662銘柄に対し、値下がり896銘柄、変わらず139銘柄だった。

 東海東京調査センターのシニアマーケットアナリスト、矢野正義氏は「きょうは先物の売り仕掛けも目立たず、穏健な値動き。前日の急騰を考えれば、押しも深くはなく、強い動きと言える」と語った。

 市場関係者によると「全般は引けにかけて締まってきたが、米雇用統計の発表を控えているほか、週末であることから閑散だ。米国市場が3連休であることも見送り要因となっている」(中堅証券ディーラー)という。

 ロイター調査では、8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数は12万人増加し、7(11万3000人増)をわずかに上回る緩やかな拡大になると予想されている。

 市場では「予想より良ければ利上げ再開、悪ければ米景気ハードランディングとの見方が広がる。今は市場の予想通りの結果になるのが一番いい」(中堅証券)との声が出ていた。

 名実ともに9月相場入りだが、国内証券株式トレーディング部長は「9月のイベントは、前半に秋篠宮妃紀子さまの出産、後半に自民党総裁選があるが、大きく動かないのではないか」との見方を示した。

 個別銘柄では、楽天<4755.Q>が大幅続落し、一時は年初来安値を更新した。ゴールドマン・サックス証券が8月のLCDフィルムの回復が鈍いと指摘したことを嫌気して、日東電工<6988.T>が大幅安となった。

 抗パーキンソン剤の米承認申請の遅れで協和醗酵工業<4151.T>、業績予想下方修正でシキボウ<3109.T>が下落した。ネットエイジグループ<2497.T>、OMCカード<8258.T>、日本空港ビルデング<9706.T>などは利食い売りで値を下げた。

 一方、旭テック<5606.T>は米メタルダイン社買収を好感して大幅高となり、東証1部で上昇率トップ。ユーシン<6985.T>、ケーヒン<7251.T>など自動車部品株はつれ高となった。

 1対3の株式分割発表で大証<8697.OJ>が急伸。日本曹達<4041.T>は、首都大学東京と「充放電性能」が優れた固定型リチウムイオン電池を試作したと報じられ、年初来高値を更新した。ロイヤルベビー関連でピジョン<7956.T>も堅調。

 出来高は、新日本製鉄<5401.T>、川崎重工業<7012.T>、東芝<6502.T>などが上位となった。

 売買代金は、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、ソフトバンク<9984.T>などが膨らんだ。

 [ロイター1日=東京]

 (06/09/01 16:54)  





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