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9月19日、ブッシュ米大統領、国連総会で演説し、イランのテロ支援批判などを展開(2006年 ロイター/Jeff Zelevansky)

ブッシュ大統領が国連総会で演説、イラン批判など展開

 ブッシュ米大統領は19日、国連総会で演説し、米国はイランとの平和的な関係を望んでいると述べたほか、世界の指導者に対し、スーダンのダルフール救援に向けて速やかに行動するよう呼びかけた。

 大統領は、中東に向けたメッセージのなかで「我が国は平和を望んでいる。あなた方の中にいる過激派は、西側がイスラムと戦争をしているとのプロパガンダを流布させているが、それは間違っている。われわれはイスラムに敬意をもっているが、イスラムを歪曲して死と破壊の種を播く人々から我が国民を守る」と語った。

 またイラン国民に向けて、イランにとっての最大の障害は「あなた方の指導者があなた方の自由を奪い、国家の資源をテロリストと過激派の支援、それに核兵器の追求に費やす道を選択していることだ」と述べ、同じく国連総会に出席しているイランのアハマディネジャド大統領を牽制した。米国はイランによる平和目的の原子力研究には反対しないとも述べた。

 さらに、国連がスーダンのダルフール地方に平和維持部隊を派遣できていないことに苛立ちを表明。「スーダン政府が部隊を受け入れなければ、国連が行動を起こさなければならない」と語った。

 国連は先月、ダルフールに2万人の平和維持部隊を派遣する決議を採択しているが、政府が受け入れを拒否している。


[ロイター19日 国連]

 (06/09/20 15:03)  





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