石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長代行は28日、ロイターに対して、原油価格が過去最高値水準から大幅に下落したことを受け、一部のOPEC加盟国が需要の鈍化に合わせた原油輸出の削減を決定したと述べた。
同事務局長代行によると、世界第8位の原油輸出国であるナイジェリアが10月1日から5%の減産に踏み切るほか、他の一部加盟国は既に輸出を削減しているという。
ナイジェリアの石油業界筋は、ナイジェリア、サウジアラビアとクウェートが価格下落に歯止めをかけるためのOPECの非公式な減産合意に加わっていると述べた。
また、原油価格の大幅な下落を受けて、ダウコルOPEC議長(ナイジェリア石油資源相)は他の加盟国の石油相らと協議を行っている。
同議長はOPEC本部のあるウィーンからの電話で「ナイジェリアは10月1日から自主的に5%カットする。協議に先立って供給を削減した加盟国もある。ミディアム・サワー原油の生産国が中心だ」と述べた。
一方、湾岸の業界筋によると、クウェートの原油生産は安定しており、減産の指示はまだ受けていないという。サウジの石油当局者らのコメントは得られていない。
[ラゴス 28日 ロイター]
(06/09/29 16:58)
|