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香港経済短信 10月6日

 【大紀元日本10月9日】

 ○金曜の香港市場17,900台を維持 週間上げ累計360ポイント

 先週金曜の香港株はやや軟調で、6日連続の上げの後、17,800を底として動き、終わりに掛けて下げ幅を縮め17,900を回復した。市場は米国経済データと中秋の休暇を控え投資家も淡々とした動き。ハンセン指数終値17,903.39,下げ4.28或いは0.02%,値動き17,848.72 - 17,931.73,出来高372億香港ドル,週を通じての上げ累計は360ポイント。

 ○フォー老師(積極不関与政策)放棄を批判

 94歳になるノーベル経済学賞受賞者、自由経済学の泰斗フォーリミンは金曜のウオールストリートジャーナルに文章を発表し行政長官曾蔭權(ドナルドツァン)が香港経済の省庁である積極不関与政策を放棄したことを批判した。フォーリミンに依れば,香港の過去50年に渡る經濟繁榮は,全て「積極不関与政策」によるものだと指摘。香港が積極不関与を放棄すれば,直ちに自由經濟の金看板を失うという。曾蔭權に対して,市場が自力回復できない時にだけ政府が関与することを提言。フォーリミンに依れば,市場は政府に先立って自ら調節する事ができるし,政府が余計な関与をする事が,往往にして市場が明らかに失調する原因だという。

 ○HSBC本部機構が英国を離れるといううわさを否定

 外電はHSBC(0005)の発表を引用して,グループが税法の関連で本部機構を移動するという説を否認。英国の一部マスコミで、税制の問題から本部が英国を離れるという説を流していた。HSBCのスポークスマンに依れば、内部で検討されたこともないという。税法の問題で英国を離れるという報道は当っていないとした。さらにこれまでロンドンには吸引力があり税制面でも相対的に有利である上英国の管理環境は整っている事が重要要素であるとしている。HSBCは毎年およそ4億ポンド程度の税金を英国で払っているという。

 (06/10/09 11:51)