安倍晋三首相は、北朝鮮による核実験実施の表明に関連して、平和的、外交的解決が国際社会の一致した見解との考えを示した。
安倍首相は、北朝鮮が核実験を実施したかどうか確認できなくても追加制裁に踏み切るのかと聞かれ「基本的には情報収集し、確認を取ってからだが、確認に至るのは難しいかもしれないとの議論もある」としたうえで「北朝鮮が実験を宣言していることも合わせて総合的に判断したい」と述べた。
北朝鮮への追加制裁の考え方については「なぜ日本が制裁せざるを得なくなったのか」とし、国際社会の懸念に北朝鮮が応えないことが制裁の背景にあると指摘した。そのうえで「(現)体制の崩壊を目指しているわけではない」とし、国際社会の平和と安定に脅威を与え挑戦する姿勢を続ければ「ますます北朝鮮の状況が悪化すると理解させることが必要で、そのために圧力も必要だ」と語った。
また北朝鮮が核ミサイルを配備した場合でも日本の非核3原則を堅持するのかと聞かれ「非核3原則を変えることはまったく考えていない。核を保有する選択肢は考えられない」と答えた。また、9日夜のブッシュ米大統領との電話会談でも、日米の同盟関係で抑止力が揺るぎないと確認したことを強調した。さらに「平和的、外交的に解決することは国際社会の一致した考え方だ」と述べた。
[東京 10日 ロイター]
(06/10/11 07:34)
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