呂秀蓮台湾副総統:「臓器狩りは恐ろしい重大犯罪事件」

2006年10月18日 08時02分
 【大紀元日本10月18日】呂秀蓮台湾副総統は13日、「中国における法輪功学習者を対象にした生体臓器摘出に関する調査報告」を発表したカナダ独立調査団のデービッド・キルガー氏およびデービッド・マタス氏と会談し、中共が行っている生体臓器狩り真相に強い関心を寄せた。呂副総統14日、記者のインタビューに対して、両氏の報告書では多くの臓器が生きた法輪功学習者から摘出され、売買されていると指摘し、これが事実であれば、非常に恐ろしい重大な犯罪事件であると強調した。呂副総統は、国民がこの事実を知っていれば、その臓器を受け取ることもできないであろうと示唆した。

 呂副総統は、長期にわたり臓器待ちをしている台湾の患者は、中国大陸へ渡って臓器移植を受ける者は多くいるが、それぞれの臓器の出所について考えたことはないと指摘した。呂副総統は、台湾国民にとって、この問題は非常に深刻で、もっとも直接に関係していると強調し、具体的な状況を理解した上、立法院を含む政府の関連部門を集め、大陸での臓器移植問題について、客観かつ慎重な分析を行い、対応措置を講じると表明した。

 キルガー氏は、今回の調査はボランティアで独自でおこなっていると説明し、国連、欧米、アジア各地を訪問するのは、人々の関心を引き寄せ、力を合わせて、中共が行っている、このテロ的な凶行を終結させるためであると説明した。呂副総統は、台湾国民が大陸へ臓器移植を受けることと関係しているとし、必要な協力を提供する意向を示した。マタス氏は副総統に対して、政府の関係部門と協調し、この議題に関連する宣伝指導および必要措置並びに対応を講じることを勧めた。

 これに対して、両氏と同行した国際司法正義協会の理事、法輪功に関する人権訴訟事件に携わった弁護士・朱婉_qi_氏は、台湾の立法院はすでに9月26日に、立法委員・頼清徳委員が提出した中共が生きた法輪功学習者を対象とした臓器摘出に関する深刻な人権違反の臨時議案を通過し、中国大陸への臓器移植に関する問題を国民に通知するための政府予算に組み入れたと説明した。

 すでに15カ国を歩き渡り、中共が生きた法輪功学習者を対象に行っている臓器狩りの真相を暴露するカナダの調査員2人は、台湾訪問中に法務省、大陸委員会、衛生関係部門等の関係者、法曹界、人権関係者と会談した。両氏の説明を受けて、台湾政府は直ちにこの問題を重視し、協力態勢を示した。両氏は、「中共が行っている臓器狩りの暴行は、この地球においてこれまでになかった邪悪であり、全員の努力で直ちにこの残虐な凶行をやめさせなければならない」と強調した。

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