印刷版   

EU議会副議長エドワード・マクミラン・スコット氏=今年5月22日、中国万里の長城にて(スコット氏提供)

EU議会副議長:亡命中国科学者、英国政府に受入要請

 【大紀元日本10月30日】欧州議会副議長エドワード・マクミラン・スコット氏は29日に、香港滞在中で政治庇護を求めている中国山西省政府幹部で科学者の賈甲氏を声援する声明を発表した。スコット氏はすでに英国政府に対して賈氏の受け入れを要請したという。

 スコット氏は欧州議会議員に向けて「10月26日に台湾を離れた中国科学者の賈甲氏は英国に対して政治庇護を求めている。賈氏は山西省科学技術専門家協会の秘書長を務めており、台湾政府への政治庇護が拒否され、中国へ強制送還される予定であったが、賈氏はそれを断り香港へ、現在は香港に滞在している。英国欧州議会のベテラン議員は10月28日に同件の情報を入手し、賈氏が英国へ渡航できるように対策を講じている」と声明を発表、中国科学者の政治避難先を捜し求めた。

 欧州議会副議長で、外交事務委員会で最長任期を務めたスコット氏は、「賈氏の政治庇護要求は合法的である。賈氏は自身や同僚が中国で置かれている危険な立場を述べており、これに対して、私自身も証明できる。賈氏の息子は現在ニュージーランドにいるが、他の家族は中国に留まっている。日にちを引き延ばさずに、賈氏を英国に入国させるよう英国政府に要請したい」と強調した。

 スコット氏は1992年に「欧州民主提唱計画」を創設し、計画の実行を検討するために、今年5月に中国、香港および台湾を訪問した。欧州連合は同計画を中国、キューバ、ミャンマーなどまで広めようと考えており、1週間前にそれについての研究討論会が行われた。

 スコット氏は26日に賈氏の政治庇護要求を初めて知ってから、すぐに英国外務省に対して受け入れの用意を提案した。情報筋によると、賈氏は香港では7日間しか滞在することができないため、記者会見を開く予定でいる。スコット氏は「賈氏が香港にいても、状況は懸念される」と語った。

(06/10/30 15:23)



■関連文章
  • 亡命した中国山西省政府幹部、「九評共産党」に啓発され、離党決断(写真)(06/10/30)
  • 台湾:亡命した中国政府官員、香港に強制送還、緊急会見で避難先求める(写真)(06/10/28)
  • 英副首相との会談、拉致問題に協力を要請=安倍首相(写真)(06/10/24)
  • ビッグイッシュー・ジャパン代表・佐野章二氏が警告、「日本社会は未来を失いつつある」(写真)(06/09/29)
  • 英チャールズ皇太子のゆで卵選別報道、側近が否定(写真)(06/09/25)
  • 速すぎる人民元改革、中国や世界経済を不安定にする恐れ=英財務閣外相(06/09/15)
  • 英BP、原油・無鉛ガソリンの価格操作疑惑で米当局が調査(写真)(06/08/30)
  • 英国議会=中共の情報封鎖に協力するネット企業を批判(06/08/20)
  • 英BP投資家、米アラスカ州油田の一部操業停止で同社幹部を提訴(写真)(06/08/16)
  • 英国がテロ警戒レベルを引き下げ、機内手荷物持ち込み制限を緩和(写真)(06/08/15)
  • 伊警察、航空機爆破計画発覚後の警戒強化で40人拘束=内務省(06/08/12)
  • パキスタン、航空機爆破未遂事件に絡み先週2人の英国人を逮捕(写真)(06/08/11)
  • 英警察、航空機爆破計画に関連して英国で24人の身柄を拘束(写真)(06/08/11)
  • 航空機爆破計画、米航空3社が標的=政府関係者(写真)(06/08/11)
  • 英国結ぶ路線で欠航相次ぐ、英警戒レベル引き上げで=欧州(写真)(06/08/10)