外交筋によると、イランは今月初めに核燃料濃縮施設で、ウラン濃縮に使う新たな遠心分離機164基を組み立て、回転試験を実施した。ただ、濃縮に使う六フッ化ウラン(UF6)ガスを注入する作業は行っておらず、遠心分離機を真空のまま稼動させ、耐久性を確認しているとみられる。
国際原子力機関(IAEA)に近い外交筋は、イランが、核保有国となったことを示唆するような「工業規模」の能力を得るまでには依然として時間を要すると指摘。「新しいカスケードが今月初めに稼動したが、真空のままで耐久力をテストしているようだ」と語った。
この新たな遠心分離機稼動について、イラン当局からのコメントは今のところ得られていない。ただ、同国のアハマディネジャド大統領は23日、イランが政治的圧力によって核開発から撤退すると西側諸国が考えるならば、それは間違いだと述べていた。
[ウィーン 23日 ロイター]
(06/10/24 11:04)
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